全日本ヒプノセラピスト協会

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ヒプノコーチング®とは

ヒプノコーチング®は、全日本ヒプノセラピスト協会の登録商標です。日本国内において「ヒプノコーチング」という名称を使用できるのは、当協会が正式に認めた個人または団体に限られます。この名称の使用をご希望の方は、どうぞ当協会までお問い合わせください。

ヒプノコーチング®について

ヒプノコーチング®とは、催眠療法(ヒプノセラピー)の技法とコーチングを融合させた、目標達成メソッドです。「ヒプノシス(Hypnosis)」とは日本語で「催眠」を意味します。催眠という言葉から、多くの人は舞台上で行われるショー的な催眠術を連想するかもしれません。しかし、実際の催眠は決して怪しいものではなく、科学的にも研究されてきた心理的なアプローチです。

ヒプノコーチング®では、この催眠のスキルを用いて、クライアントの「潜在意識」にポジティブなプログラムを組み込みます。これにより、自然にモチベーションが高まり、主体的かつ積極的な行動が促されます。その結果、クライアント自身が望むゴールの達成を、最も効果的かつ持続的にサポートできます。

ヒプノコーチング®書籍のご案内

7日間で「成功する自分」になる ヒプノコーチングⓇ

ヒプノシスとは催眠療法のことで、コーチング(他者へ目標達成や自己実現を促す技術)と融合したのがヒプノコーチングです。禁煙やダイエットにも使われる手法ですが、本書ではビジネスに特化した内容となっています。

7日間のヒプノコーチングを実践することで、自分が思い浮かべる理想へ近づく気持ちをつくることができます。楽しみながら自分の目標を達成していくことができるでしょう。

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目次

  • 序章 7日間の実践を始めるまえに基本的な知識を学ぶ
  • 1日目 ゴールを設定する
  • 2日目 ゴールを暗示文にする
  • 3日目 影響側と原因側を理解する、できない理由を探さない
  • 4日目 暗示文を潜在意識にインストールする
  • 5日目 やることリストを設定し行動計画を立てる
  • 6日目 インナーチャイルド(発達の遅れ)を癒す
  • 7日目 成功への助言
  • 終章 毎日、自分の潜在意識と対話する

ヒプノコーチング®の7つのステップ

ステップ1:ゴールを明確にする。

あなたがどこに辿り着きたいのか?あなたの目的地はどこか? ステップ1では、あなたのゴール設定を行います。現在、あなたには達成したいと思っているゴールがありますか? そのゴールは、例えば「ダイエットをしたい」「タバコをやめたい」「収入をあげたい」など、さまざまな設定をすることができます。

まずはあなたが本当に達成したいと思っている目的地を定めていきましょう。短期的な目的であれ、長期的な目的であれ、あなたが達成したいゴールを明確にすることから、すべては始まります。

ステップ2:ゴールを暗示文にする。

「必要なのは、どこに行きたいのか?という明確なビジョンと、その目標を達成するための情熱だ。」〜ウォルト・ディズニー

第2のステップである暗示文作成の目的は、ゴールを言葉で明確にすることで、意識を目標に集中させ、潜在意識に深くインストールすることです。私たちのすべての認識は言葉を通して行われています。言い換えれば、言語化されていないものは、私たちの認識の中では存在しないのと同じであり、意識にとどめることができません。

何を達成したいのかを考えるとき、まず頭の中にイメージを描くことが必要です。どんなゴールであっても、実現は心の中のイマジネーションから始まります。そして、そのイメージが具体的で鮮明になったとき、初めて私たちは現実の行動へと踏み出すことができるのです。

ステップ3:「影響を受ける側」から「原因を作る側」へシフトする。

あなたのゴールを達成するためには、できない理由を探すのではなく、常に「どうすればできるか」を考える習慣を身につけることが重要です。暗示文の作成後に理解すべきは「意識の使い方」です。

私たちの潜在意識は暗示に従います。できない理由を与えると、それが暗示となり、それ以上のことを考えなくなります。しかし、「どうすればできるか」と考えることで、新たなリソースを発掘できるのです。

ヒプノコーチング®では、「なぜできないのか?」と理由を探すことを《影響を受ける側》と呼び、「どうすればできるのか?」を考えることを《原因を創る側》と呼びます。

ステップ4:暗示文を潜在意識にインストールする。

ヒプノコーチング®では、催眠スキルを通して、私たちの無意識の領域にポジティブな暗示を繰り返しインストールすることで、新しい行動習慣を形成することを目指します。

例えば、「自分にはゴールを達成できる力がある」「私はゴール達成に向けてベストを尽くす」「私は常に成長している」といった暗示を日常的に繰り返すことで、それが無意識に浸透し、やがて信念となり行動になります。

ステップ5:行動計画を立てる。

「計画をしっかり立てることができれば、もう半分以上はゴールを達成したも同じだ。」ノーマン・ヴィンセント・ピール(アメリカの牧師・著作家)

目標を達成するためには、日々の行動計画が欠かせません。多くの成功者に共通しているのは、明確な計画を立て、それを一歩ずつ実行しているという点です。計画を立てて日々の行動に落とし込み、コツコツと進めていくことが、大きな成果につながります。

小さな一歩の積み重ねが、最終的には大きな成功を引き寄せるのです。ヒプノコーチング®では、主に曼荼羅シートを用いて計画を立てていきます。

ステップ6:過去のトラウマを癒す。

ゴールを達成するためには、幼少期や前世のトラウマを癒すことがとても大切です。なぜなら、過去の心の傷は無意識の中に残り続け、私たちの思考や行動に大きな影響を与えてしまうからです。

たとえば、子どもの頃に体験したつらい出来事や、言われた言葉が、今の自分の「できない」「どうせ無理だ」という思い込みにつながっていることがあります。その思い込みがある限り、どれほど努力しても、心の奥でブレーキをかけてしまい、前に進みにくくなってしまうのです。

前世のトラウマについても同じです。はっきりとした記憶はなくても、理由のわからない恐れや不安、あるいは同じような失敗を繰り返してしまう背景には、過去世からの心の記憶が影響している場合があります。

これらを癒し、解放してあげることで、私たちは心の奥にある制限から自由になり、本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようになります。過去の傷を癒すことは、未来に向かって軽やかに、そして確信を持って歩んでいくための大切な準備なのです。

ステップ7:日々の自己催眠を通して成功するための心構えを整える。

人は誰しも「成功」という結果を求めがちですが、結果は必ずしも自分の意志だけで100%コントロールできるものではありません。だからこそ大切なのは「結果」ではなく、自分の意志でコントロールできる「やるべきこと」です。

たとえば作家スティーヴン・キングは、毎朝起きてから2000語書くことを習慣にしていました。彼にとって大切なのはベストセラーを出すことではなく、「今日も机に向かい、文字を書く」という行動であり、数々の名作を生み出す力となりました。

水泳の金メダリスト、マイケル・フェルプスも同じです。彼は週6日、1日2回の練習を何年も続けました。特別な秘訣があったわけではなく、毎日水に入り、決められた距離を正しいフォームで淡々と泳ぐことを繰り返していただけです。

「今日の練習を100%こなす」——この積み重ねが、やがて世界一の結果を生んだのです。

ステップ7では、ヒプノコーチング®のこれまでのステップを通して、すでに潜在意識にプログラム=種まきを済ませていますので、あとは、日々の自己催眠を活用して心を整え、やるべきことを楽しみながら続けることです。小さな一歩の積み重ねが、やがて自然に大きな結果をもたらすのです。

ヒプノコーチング®の商標を利用されたい方へ

この登録商標をご使用いただくには、まず協会認定トレーナーによる 「プロフェッショナルレベルのヒプノセラピー認定講座」を受講していただき、その後に 「ヒプノコーチング®のビデオ講座」を受講していただく必要があります。

現在、ビデオ講座は準備中のため、受講開始まで今しばらくお待ちください。

なお、認定講座の受講をご希望の方は、 こちらよりお問い合わせくださいませ。